いつのまにか 終わっていた。~ 2009年5月26日 ~

画像1

今日のオペは前歯の根が破折してしまった患者さんでした。

折れ方にもよりますが、歯の根が折れてしまうと通常は歯を抜かなければなりません。歯を抜くことと、インプラントを入れることを同時に行う方法をイミディエートプレースメント(抜歯即時埋入)と言います。患者さんからすれば、できれば歯を抜くこととインプラントを入れることを同時にしてほしいものです。この方法はそれなりの難しさがありますが、歯の周りの骨を守ることにも有利です。今日はその方法で行いました。

更に今日はフラップレス手術で行い、私の開発したセカンドラビアルプレート形成法も同時に行い、更に人工の骨を足すGBRも同時におこなったのです。

これだけ聞くとさぞ大手術で大変だったろうと思うでしょうけど、実は簡単に終わったのです。

患者さんは手術が終わった時「まだこれからインプラントを入れるのでしょう。」と思ったそうです。

私の手術は患者さんにやさしい手術で、さまざまな工夫や私が開発した器具や手術法を使っているのです。

今日の手術は削っている時間は、1分程度だったので、患者さんはそのように思ったのも無理はありません。

帰りには綺麗な仮歯が入り、喜んで帰られました。